新選組二番隊隊長 永倉新八。
江戸の試衛館時代から近藤勇らと親交があり、
共に上洛、新選組幹部として京都で活躍。
明治以降も生存した数少ない古参隊士の一人。
それはみなさんご存知ですよね。
では明治以降の彼はいったい
どのように生きたのでしょうか?
そう尋ねたとき、具体的な彼の足跡って
よくわからないのではありませんか。
その明治以降の新八の後半生を綴ったのが
こちらの本です。
新選組 永倉新八外伝/杉村悦郎著・新人物往来社
この本の著者、
杉村悦郎氏は
新八のひ孫にあたる方です。
悦郎氏のお父様は新八の晩年8年間を
新八と共に暮らしていたそうですよ。
執筆にあたっては資料が乏しくご苦労されたそうですが、
活字化された新八の行動の部分を引用しつつ、
杉村家の人々の動向と家伝を交えながら、
今まで知らなかった新八の足跡を綴っています。
杉村家所蔵の家族や知人らの写真も掲載し、
新八が関わった人々に触れることで、
明治の新八の生活を垣間見ることができます。
実は新八は明治以降、
北海道の松前・小樽・樺戸と東京を
何度も往復した生活をしていました。
その間、近藤や土方たちの名誉復権のために
他の元新選組隊士と接触したり、
松本良順宅を訪問したりと各所に足を運んでいます。
新選組幹部で
同じように明治を生き抜いた人物に
斉藤一がいますが、
彼は一生涯「黙して語らず」を貫き通しました。
でも永倉は、終始「新選組」を背負って
生きていた感があります。
近藤や土方たちの名誉復権のために奔走した
彼の真の思いはなんだったのでしょうか?
この本を読み、彼の足跡を追うことで
少しは彼の思いに近づけるのかもしれません。
※今年の『歳三忌』での講演会の講師は杉村悦郎氏です。
詳細はこちら→『歳三忌』のお知らせ
表紙は永倉新八ご本人ですよ^^
新選組 永倉新八外伝
杉村悦郎著・新人物往来社
その他の永倉新八関連本
あなたのお役に立てましたか?
あなたの応援クリックで次回もがんばります!
→
歴史ブログ 日本史
多摩人(たまびと)漫遊記 トップページに戻る
読みたいな♪
これはおもしろそうですね。
今年はどの「忌」も参加できそうになくてちょっと寂しい(;;)