大河ドラマ「新選組!」のときもそうだったんですけど、
ドラマ放送によって新選組ブームが起こり、それがきっかけで
思いもしなかった関連史料がいくつも発見されたことがあります。
ですからこの「篤姫」放送中にも、何か発見されてほしいな
と思っていたら、今回スゴイものがみつかったようですよ
それは、篤姫の婚礼のときの御輿。
そうです。将軍家に嫁ぐ際に幕府側で用意した
「黒漆二葉葵唐草両御紋付 御輿(おこし)」です
昨年見学した「大徳川展」の時、
徳川綱吉に嫁いだ鷹司信子(従姫)所用と伝わる
女乗物「竹葵牡丹紋散蒔絵女乗物」が展示されていたんですね。
その乗物の外側全体には
両家の紋模様の「葵と牡丹」がほどこされていたのです。
それが、婚礼調度の特徴になっているわけですね。
今回発見された御輿にも、
黒漆の地に二葉葵をあしらった唐草文様の金の蒔絵の他に、
「三葉葵と牡丹」の紋模様が輿全体にちりばめられていたのです。
もちろん三葉葵は
徳川家、そして牡丹は
近衛家をあらわしています。
(婚礼前、篤姫は近衛家の養女になってます^^)
こんなスゴイものがよく出てきましたよね。
でも出処がまたスゴイんですよ〜
なんと、米ワシントンの
スミソニアン博物館にあったのです。
なんでも1984年にスミソニアン博物館の
アーサー・M・サックラー・ギャラリーが
ロンドンのオークションで落札したそうですよ。
今回調査にあたった、江戸東京博物館の学芸員の推測では
「篤姫ら大奥の女性たちは江戸開城の際、大きな調度品は
置いたまま退去したと考えられる。その後、入城した
薩長を中心とする明治新政府がそれらを売却したのではないか」
としています。
そんなあたりでしょうかね。
篤姫様は自分の持ち物(持ち金だったか)のほとんどを
人に与えてしまったそうですから、
彼女の手元にあったとしても、
サッサと自ら売却してしまったでしょうけどね。
でも、外国にあったおかげ(?)で
今でもきれいに保存されていたのは、嬉しいことかもしれません。
いつの日か、
この御輿を直接見る機会ができたら、行きたいですね
江戸東京博物館で、なにか企画してくれないかしら?
そんな風に密かに願っています
篤姫の御輿の写真が見られます^^
⇒
読売新聞
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